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2022.2.8 学術成果

[論文掲載]細胞診において膵癌93%、グレーディング82%の精度で識別可能な手法を開発

2022.2.8 お知らせ

ANSWER for pathology を開発しているMilk.株式会社は、静岡がんセンター病理診断科医との膵癌細胞診に関する共同研究で膵癌の識別及びグレーディングを可能とする手法の開発に成功しました。

 

この研究に関する論文を一般社団法人 画像電子学会 が出版する学会誌に投稿し、タイトル「ハイパースペクトルカメラを用いた膵癌細胞診検体の分類」にて画像電子学会誌Vol.51,No.1(1月号)に掲載されたことをお知らせします。

 

膵癌は早期発見が難しく、国立がん研究センターの統計では、現在でも男女ともに全ガン種の中で上位5位に入る死亡者数が報告されています。さらに、年々膵癌の患者数は増加の一途を辿っています。

 

本論文ではハイパースペクトルカメラで撮影した膵癌細胞診検体を機械学習によって良悪性分類 Accuracy93%、悪性度分類にてAcuraccy82%の識別精度を得られたことを報告しています。

 

これは従来の78.5%の精度ともいわれている病理診断精度を大幅に上回る革新的な成果です。

 

(オンラインでの閲覧はこちらから)

https://www.iieej.org/journal-of-the-society/

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