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2022.11.8 プレスリリース

弊社が、東証プライム上場の「日本金銭機械(JCM)」と研究開発契約を締結しました。

2022.11.8 お知らせ

弊社は、2022年11月8日に医師(病理医)によるがんの診断(病理検査・診断*1)に人工知能(AI)を用いて支援する「病理画像AI診断システム」の研究開発・事業化を目的として、日本金銭機械株式会社(以下「日本金銭機械」)と共同研究開発契約を締結しましたので、お知らせいたします。

 

 

本共同研究開発は、特殊なカメラ(ハイパースペクトルカメラ*2)により撮影した画像から独自の識別・解析技術を用いて「病理検査・診断用のAI」の開発を目指すベンチャー企業である弊社と、

 

貨幣処理事業で培ってきた技術とものづくりノウハウ、国内外における販売・生産体制を用いて、医療・介護・ヘルスケア領域への展開を目指す日本金銭機械の意図が合致したことから、本契約の締結にいたりました。

 

 

現在、がん患者は増加傾向にある一方、病理検査・診断を行う病理医は、他の専門医に比べて世界的に不足している状況が危惧されております。

 

 

弊社と日本金銭機械は、本共同研究開発により、がんの早期発見、診断や治療などに役立つ技術を確立させ事業化することで、病理検査・診断支援を推進し、広く社会に貢献することを目指します。

 

 

なお、本件は、日本金銭機械における東京証券取引所の規則に定める適時開示には該当いたしません。

 

 

 

*1病理検査・診断:病理検査とは、体の一部分から採取した細胞や病変の一部を薄く切り出した組織から標本を作製し、染色を施した後に顕微鏡で観察をして、細胞や組織の性質を詳しく調べる検査で、当該検査に基づく診断が病理診断のこと。

 

 

*2ハイパースペクトルカメラ:光を細かく分光させて物体の物質特性や状態を撮影できるカメラであり、RGBカメラよりも多くのデータ量を取得し、人の見分けることのできない「細かな色の違い」を見分けることができるため、詳細なデータ分析に利用可能。

 

 

 

【日本金銭機械株式会社について】           

会社名:日本金銭機械株式会社(東証プライム市場)  

代表者:代表取締役社長 上東 洋次郎         

所在地:大阪市平野区西脇二丁目315              

設 立:1955年1月11                            

URL https://www.jcm-hq.co.jp/                     

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